築20年のスレート瓦

こんにちは！STF エスティエフです！

今日ごらんいただいている画像は、築20年経ったスレート瓦の様子です。屋根自体、あまり見ることのない場所ではありますが、さらに20年間手を入れなかった状態のものは、なかなか見る機会はないかと思います。特徴的なのが、乾燥による細かいひび割れ、経年劣化による白い変色。さらにコケ、カビが大量に発生しています。

スレート屋根は、粘土板岩に加工材を混ぜて作られた瓦で、耐久性と価格から考えるとコストパフォーマンスが良いとされています。また、施工しやすいのでさまざまな屋根の形状に適応できたり、色が豊富に使えるという点でも大変人気の建材です。

ただ、屋根は塗装メンテナンスで、とお考えの方であれば、やはり7～10年程度の間隔で防水塗装を施すことが適切かと思います。塗装によるメンテナンスを疎かにしていると、劣化が進んで塗装では保護できなくなり、葺き替え工事（スレートの場合はカバー工法）へとリフォームの規模が広がり、予算的にも大掛かりになってしまうので注意が必要かと思います。