サイディング外壁２色塗り

こんにちは！STF エスティエフです！

サイディングボードの外壁ですが、レンガ調、タイル調の柄を主流に、そのデザインはさまざまです。築年数が浅く外壁の劣化状況が少ない場合は、クリア塗料でデザイン（柄）を残すお客様も多いかと思います。それとは別に、２色塗りという施工方法があり、色自体は２色に限られてしまうものの、元のサイディング柄をある程度残すという仕上がりです。要は凹凸部分で２色に分けるという塗装方法です。

基本的にサイディングの場合、１色塗りつぶしというのがポピュラーですが、２色使うことによって外壁に奥行き立体感がでて、とてもオシャレな仕上がりになるのが特徴です。施工方法は、２色仕様なので単色より１工程多くなります。通常の下塗り、中塗り～上塗り、ここまでがまずは凹部分の１色です。その後、さらに上塗りで凸部分を塗装し４工程で仕上げていきます。ここまではローラーを使って塗装していきますが、最後は筆によって凹部分に凸の塗料のはみ出しがあった場合など修正していきます。

このように、メリットとしては外壁自体が非常に高級感を持った仕上がりとなります。反面デメリットとして、２色の配色選びが難しいということ。あとは時間と費用が通常よりは掛かってしまう点です。その様なわけで、まずは塗装技術のひとつとして、皆様に認識していただけたらと思います。