養生とは

こんにちは！STF エスティエフです！

現在着工中の八王子市北野台Ｔ様邸ですが、昨日と今日と強風のなか、寒さもともない作業環境はイマイチではありますが、予定通り外壁下塗りまで進んでいます。

そこで本日は、塗装工事には重要不可欠な養生作業についてお話しします。養生とは、塗装をしない箇所や塗料が付着してはならない箇所を、特殊ビニールなどで覆う作業です。車の塗装などでは、新聞紙やマスキングテープで覆った状態をたまに見かけるかと思います。

戸建て住宅ですと、主に窓、玄関、軒天、床面、付帯部などです。一見、簡単な作業のようですが、実はこれ、非常に細かく緻密な作業となります。手が器用な人、基本的に職人は塗装に限らず手先は器用な人が多いですが、そういった人ほど上手な傾向にあります。使う道具は、まずマスカーといわれるビニールのスカートが付いた巻物、そしてガムテープです。ガムテープは25mmのものが多く使われます。この養生によって、塗装の出来栄えも左右されるので、適正な方法で行うことが大切です。

そもそも養生の1番の目的は、塗料の飛散防止です。塗料は液体であるため、飛び散ったり垂れ落ちたりして、施工中に建物や周囲を汚してしまいます。塗装過程でそのようなことが起きると、仕上がりに影響がでたり、近隣の方々とトラブルになることもあるので、養生は非常に大事な作業といえます。また、その他に、窓枠など塗装が不要な部分には、塗料がつかないように専用のテープを使って養生します。養生をしないと、塗装した部分としてない部分の境目が曲がったりガタガタになってしまいますが、養生によってキレイに仕上げることが可能です。さらに、車カバーには通常不織布のシートを使用しますが、なかにはコストの関係でビニールを使っている現場をたまに見かけます。ビニールは風などで擦れて、車体に細かい傷がつく可能性があるので気をつけましょう。