雨風で休工、足場は大丈夫？

こんにちは！STF エスティエフです！

ここ数週間は悪天候に悩まされますね。弊社も、本日は雨天のため全現場が休工です。さらに今日は、八王子市は風も強く、施工中のお客様にとって、工事の進み具合や足場の状態など、不安な要素が多いのではないかと思われます。

とくに強風による足場倒壊事故は、実際過去に各地で起きています。ただ、それらはビルなどの事故がほとんどで、戸建ての工事に組む足場の場合は、台風レベルでも倒れる心配はほぽありません。

足場には飛散防止用のメッシュシートを張りますが、風力というのは風を受ける面の大きさに比例して力がかかります。なので、そのメッシュシートを巻いたりたたんであげれば、足場は骨組みだけの状態になるので、風を受ける面積は小さくなります。わかりやすい例えでは、ヨットの帆の作用がメッシュシートということです。

さらに、足場には「壁当て」という足場を支える突っ張り棒のようなものが、各所に設置されています。塗装工事などのために、通常その「壁当て」を緩めているのがほとんどですが、天候の予測から、強風の恐れがある場合は事前にしっかりと固定します。

このように、施工中の足場に関しては、メッシュシートの巻き上げやたたみ、壁当ての固定などによって強風による倒壊を防ぎます。そういった対応がされてない場合は、倒壊の恐れもあり得るので、充分気をつけましょう。