工場の塗装メンテナンス

先日、八王子市川口町にある飲料製造工場の塗装メンテナンスに関する引き合いを頂き、現場調査にいってきました。工場や倉庫等を維持していくためには、定期的に塗装を行う必要があります。しかしながら、予算的な問題や、塗装時期がよくわからないなどの理由から、塗装工事を先延ばしにしている企業も多いようです。新築時からの塗装寿命は約10年で、表面の塗膜効果は、ほぼないに等しい状態になります。放っておくと、外的被害で建物が痛むだけでなく、雨もりが原因で機械の故障や商品の損失につながりかねません。

工場や倉庫などは、戸建て住宅に比べて建物が大きいため、塗装工事費用が高くなるので、社内検討される期間も長いかと思います。ただ、外観は企業の「顔」となる大切な部分です。外観の塗装が剥がれていたり、サビついていたりすると、悪い印象を与える可能性があります。塗装することで見栄えもよくなり、企業のイメージアップのためにも塗装は必要となります。さらに、外壁や屋根を塗装することにより、雨風や外気温、紫外線などから建物を守ることができます。建物全体の劣化を抑制できれば、資産価値の維持にもつながります。大切な資産を守るためにも、定期的な塗装メンテナンスをお勧めします。

また、工場や倉庫などに使用する塗料は、熱を反射させる「遮熱塗料」が必須です。工場や倉庫などは、日当たりの良い立地に建てられていることが多く、熱を通しやすいトタン屋根や鉄製屋根を使用している場合が多いからです。遮熱塗料も様々な塗料メーカーから発売されているので、ご予算、立地、建物材料の形状などを考慮のうえ、適した遮熱塗料を使用することが重要です。その際は、お気軽にご相談下さい！