シール打ち

八王子市みなみ野の山伸マテリアル株式会社様の防水工事は、ウレタン防水が完了し、外壁その他の目地シール打ち作業に入りました。

今回使用したシーリング材は、サンライズ㈱社の「SRシールH100」です。主な特徴は、露出目地以外に、塗装下地としても使える万能タイプのシーリング材です。高耐候性に優れていて、期待耐候年数は30年といわれています。シーリング材に求められる能力は、まずは耐候性、そして接着耐久性や応力緩和性ですが、その全てを兼ね備えているので安心して使用できます。

耐候性というのは、熱、水、光(紫外線)などの屋外条件下で、暴露した場合のシーリング材の耐久性のことです。接着耐久性は、熱、水、光(紫外線)などの劣化条件における、各種被着体への接着性をいいます。そして、応力緩和性とは、シーリング材に一定の変形を加えた場合、シーリング材に発生する引張応力が時間とともに徐々に減少していく特性です。以上のように、メンテナンスサイクルが長く、経済的なシーリング材といえます。

近年、塗料やシーリング材が目まぐるしく進化をしていくなか、それに見合った職人の「知識と経験」が必要となってきます。20年、30年の耐候性がある材料でも、職人の腕ひとつで、その能力が発揮されない場合もあります。今後、建物のメンテナンスをご検討の際は、STF エスティエフに一度ご相談下さい。