シーリング材とプライマー
2024/05/15
八王子市みなみ野の山伸マテリアル株式会社様の防水用シーリング作業は、外壁(ALC)、窓枠、屋根廻りと行いました。そのシーリング材が、本来の防水機能を発揮するには、シーリング材そのものの物性だけでなく、目地構成部材(被着体)に十分に接着することが重要です。
ただ、被着体自体はさまざまな種類があり、これに表面塗装や表面処理されたものを加えると、その種類は無数にあります。このさまざまな被着体にシーリング材を接着させるには、それぞれに応じたプライマーを使用しなければなりません。ここでプライマーの役割を簡単に説明すると、
①シーリング材と被着体の接着性の付与及び向上
②表面強度の脆弱な被着体の表面強化
③多孔質物質の内部からシーリング材表面への、水やアルカリなどの浸出防止
以上があげられますが、仮に、プライマーを塗布せずにシーリングしてしまうと、早い段階で被着体とシールの間に亀裂ができ、その隙間から雨水が侵入するなどの不具合が生じてしまいます。このように、プライマーの役割はとても重要であり、最後にシーリング材とプライマーの違いをまとめると、シーリングは被着体どうしのつなぎ目に施され、ゴム状でクッションの役目を担っています。そして、プライマーは、そのシーリングが目地にしっかりと密着するための下地塗料です。このように、耐候性を長く維持するためには、両者の相性がとても重要であるということです。
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