剪定と伐採について

昨年末に外壁塗装工事でお世話になりました、八王子市北野台Ｔ様邸のご主人様より連絡をいただき、庭木の剪定と、草刈りをお願いしたいということで、本日現調に行ってきました。

ところで、よく剪定と伐採について違いがよくわからない、どちらの対応が良いのか迷われているお客様もけっこういらっしゃるのではないでしょうか。そこで、剪定と伐採について、簡単にご紹介します。

一言でいうと「剪定は枝葉を切って整えること」。伐採は「木を切り倒す」ことです。費用面でいえば、基本的に伐採のほうが剪定よりも高くなる場合が多いです。また、剪定は木の健康や美観を保つために必要な作業であり、伐採は完全に木を取り除くために行います。そして、剪定か伐採かを選ぶには、まずその木をどうしたいかを考える必要があります。ただ、なかには「木は残したいが今よりも小さくしたい」という場合もあります。まさに今回のＴ様邸のご依頼がこのパターンで、これを「強剪定」といいます。

強剪定とは、一般的な剪定よりも多くの枝葉を切り、木全体のサイズを小さくします。しかしながら、強剪定は木にとっても負担の大きな作業となります。なので、剪定を行う時期、強剪定に向いている樹木かどうかも確かめなければなりません。ただバサバサ切ればよいというものではないのが、強剪定の難しいところでもあります。