リカメキシ外壁

現在、外壁塗装工事完了間近のN様邸のご紹介により、お隣のお客様から引き合いをいただき、本日現調にいってきました。そのお客様の住宅も、N様邸とおなじスウェーデンハウスの建物です。スウェーデンハウスの塗装は、手順の段取りと各パーツの塗装手法が大切です。木部が多く使われているため、ケレン作業から始まり、窓枠のシーリング。そして、外壁塗装、木部塗装といった内容で、これらの工程をどのような順番で施工していくかがポイントになってきます。

今回のお客様の場合、スウェーデンハウスの特徴ともいえる、１階と２階の中間にある「幕板」といわれる木部を境に、１階部分がタイル施工されています。このタイルが特徴的で、タイルメーカーのINAXが、スウェーデンハウス用のオリジナルタイルとして生産していた「リカメキシ」という建材です。メンテナンスフリーとのことですが、現在は生産されていません。

塗装する場合は、この１階部分のリカメキシ外壁をベースに、２階外壁、さらには幕板や窓枠、ベランダ等の木部の配色がとても重要になってきます。また、もうひとつ、光沢感にも気を遣う必要があります。このように、スウェーデンハウスの塗装は、塗装手順や光沢感を含めた配色など、経験豊富な職人でないとかなり難しい工事といえます。