塗装道具です！

本日は天候不順により休工となりました。なにやら今週は天候がよくない感じですね、、外仕事の私たちにとって天候は常にチェックをしています。むかし、○○殺すにゃ刃物はいらぬ、雨の３日も降ればよい。なんてありましたよね。。

ちょっと話がそれてしまいましたが、本日は外壁塗装には欠かせない、塗装の道具について少しだけお話しをします。簡単にまとめると、家の形状や環境に応じて、ローラーや吹き付け、刷毛、それぞれの長所を生かして道具を使い分けることもあります。ただ最近の主流はローラー塗装が多く、まずは塗料が飛び散りにくく塗料の無駄が出にくいこと。とくに都心部では近隣の家との距離が近いことが多く、塗料が飛散しにくいことは近隣への配慮にもつながります。

また、ローラー塗装は作業性が高く、バランスの取れた塗装方法なので、塗料の厚みを持たせやすく、技術によって仕上がりにそこまでの差が出ないこともメリットとしてあげられます。なかでも外壁塗装で使用するローラーは、大きく分けて以下の3つに分類されます。

1.ウールローラー：羊毛ローラー、マイクロファイバーローラー
2. 砂骨ローラー：マスチックローラー、多孔質ローラー、パターンローラー、スポンジローラー
3. 特殊なローラー：ヘッドカットローラー、脱泡ローラーなど

ウールローラーは羊毛や羊毛に似た繊維でできたローラーです。最も一般的に使用されるローラーで、外壁塗装には欠かせません。ウールローラーは短毛、中毛、長毛の3つに分けられます。毛の長さによって塗装箇所が変わりますので、 粗い面の塗装には、長毛タイプで塗るとキレイに塗装できるのでおすすめです。 短毛タイプのローラーは平面の塗装に向いていて、 中毛タイプはどのような種類の外壁塗装にも利用ができる万能なローラーです。

砂骨ローラーはスポンジのような素材で粘度が高い塗料を塗る際に適しています。ローラーに空洞が多くある特殊なタイプで大量の塗料を吸収できるため、塗料を分厚く塗る場合にもよく使用されます。

ヘッドカットローラーは、吹付けで作られた凹凸を滑らかにする際に使用します。脱泡ローラーは防水工事などでシートを密着させるために空気を抜く際に使用します。これらの特殊ローラーは、特定の場面でのみ使用されることが多く、一般的な外壁塗装ではあまり使用されません。

STF エスティエフでは、外壁塗装の品質向上のため、現場ごとにローラーを使い捨てにしており、これがとても重要なことでもあります。使用済みのローラーを再利用すると、塗膜が薄くなるなどの問題が生じる可能性があります。しかし、コストを削減するために使い捨てを怠る業者も存在します。品質を重視するなら、塗装のプロに依頼しましょう。