外壁塗装と足場
2024/02/28
今日は外壁塗装と足場の関係についてです。
今から50年くらい前の建築業界は、戸建ての新築がメインであったため、足場といえば丸太を縄でしばった、いわゆる丸太足場をとび職が掛けていました。その後、80年代に入ると、住宅の塗り替え工事がいっせいに増えてきます。そうなると、外壁塗装だけで足場を組むという、今までになかった工事がプラスされてきます。ただ、とび職に頼むとなかなか掛けてもらえなかったり、あるいは塗装工事だけなのに、塗装作業に適した高さに組んでもらえなっかたりということが現実にありました。
そこで、塗装職人たちが自ら単管足場を購入し、自分たちで足場を組むということが主流になってきたのです。今の50代以降の世代の塗装職人なら、皆さん経験されていると思います。また、とび職が組む丸太足場よりも揺れが少なかったのも事実で、単管足場の方が安心だったということもあります。
★単管足場 ★ビケ足場
そして、80年代ころからすでに開発されていた、アンチと呼ばれるきちんとした作業用の板が敷かれた、くさび足場(ビケ足場)が次第に普及されてきます。さらに、労働安全法(労働安全衛生規則)の施工で建築足場にも安全基準が定められたことにより、単管足場の場合では、床板がなく2本のパイプの上が作業場ということで、安全性に欠けることから安全基準を満たせなくなってしまいました。以上のことをもって、現在のビケ足場が外壁塗装工事には欠かせないものとなったのです。
ビケ足場は、重い部材をトラックから降ろしながら組み立てていくため、いっきに大量に持ち運ぶのでかなりの体力が必要になってきます。そのため、現在ではステンレス製などの軽量化が進んでいます。
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